乳幼児のお口の中の状態
- 乳歯の生え始め
- 生後8~9カ月ころ
- 生えそろい
- 2歳半ころ
- 歯の数
- 上下10本ずつの計20本
- 役割
- 1歳頃に離乳する。何でも食べられるようになる。永久歯が生えやすいような環境を保ちます。
- 歯ならび
- 将来大きな永久歯に生え変わるために隙間があります。隙間が全く無い場合は、歯並びが悪くなる可能性があります。
- 咬み合わせ
- 2歳半頃までに上下の噛み合わせが完成。「乳歯はどうせはえかわるから」といって安易に考えないことが重要です。遺伝的な要因として両親か祖父母からの噛み合わせを受け継いでしまっている場合、噛み合わせがズレてしまうことがあります。
環境的な要因として口の周りの筋肉のアンバランスや悪習癖(指しゃぶり、頬づえ,爪噛みなど)により不正咬合になってしまうことがあります。
むし歯や抜歯したまま放置すると必ずといってよいほど、永久歯で歯並びは悪くなります。 - 食べる
- 前歯、奥歯と乳歯の生え方にあわせた食品をあたえましょう。
- 飲み込む
- 飲み込むときに舌が上下の歯の間から出るのは要注意で悪習癖も考えられます。かかりつけ歯科医にご相談下さい。
- 言葉
- 言葉の発達は、精神心理の発達状態を反映しています。
小帯(唇や舌の裏側の帯状のヒダ)の異常で発音がしにくいこともあります。 - アゴ
- 骨の形は遺伝によってきまりますが、悪習癖により骨の形が変わることもあります。