乳児期に起こりやすい歯とお口の病気

ほ乳期

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には,歯がありません。歯ぐきも平らで低く、顎もまだ小さいので、舌を口から突き出しているように見えます。

しかし、これは赤ちゃんが生まれてすぐに、おっぱいを飲みやすいようにできているのです。
上の顎(上顎)の中央部は丸くくぼんで、乳首がすっぽりと収まるような形をしていますし、頬の内側には膨らみがあり、乳首を上顎と舌の間に密着しやすくしており、効率良く、おっぱいが吸えます。

哺乳期

離乳期

乳歯は、生後6,7カ月に下の前歯から生えはじめます。乳歯が生え始める頃、いよいよ離乳も始まりますが、生えてくる時期や順序には、個人差がありますのであまり心配する必要はありません。

1歳を過ぎる頃には、上下の前歯が4本ずつ、合計8本の乳歯が生えてきて、噛み噛みができるようになります。この頃になってもまだ1本も乳歯が生えてこないようなら、歯科医院での検査が必要でしょう。

1歳4,5カ月頃には、最初の奥歯(第一乳臼歯)が生え、1歳半頃には乳犬歯も生えてきますので、食べ物を噛みきったり、噛み潰したりできるようになります。

このように噛み合わせの高さが増し,顎も大きくなると、舌の動きもより自由になりますので,食べる機能や、言葉を発音する機能も発達してきます。

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